編集部からのお知らせ
「半導体動向」記事まとめ
「リスキリング」に関する記事まとめ

アップルとSAP、「iPhone」「iPad」用ビジネスアプリ強化に向け提携

Shara Tibken (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2016-05-06 08:06

 Appleが、ビジネスアプリ強化に向けてまた新たな提携を結んだ。今度の提携先はSAPである。

 両社は米国時間5月5日、「iPhone」と「iPad」用の新しいアプリ向けにSAPの「HANA」システム(企業がデータをすばやく分析して予測をするためのシステム)を活用することで合意したと発表した。今回の合意の一環として、新しいiOSソフトウェア開発キットと「トレーニングアカデミー」が提供され、開発者らが独自のビジネス用に「iOS」アプリを容易に構築できるようにする。

 両社の提携は、AppleのIBMとの提携に似ているが、企業がより複雑な作業を自社アプリで実行できるようにする。例えば、公共事業企業の従業員は現場で、アプリを使用して設備の故障時期を予測できる。それによって従業員は保守作業を実施し、故障を防ぐことが可能だ。これまでは、オフィスに戻らなければリアルタイムデータを参照することはできなかった。それが、Appleの携帯端末上で直接参照できるようになる。

 「(この提携により)ユーザーは作業すると決めた任意の場所と時間にライブデータを得られるようになる」とSAPの最高経営責任者(CEO)を務めるBill McDermott氏は声明で述べた。AppleのCEOを務めるTim Cook氏は、「iOSのイノベーションとセキュリティに、ビジネスソフトウェアに関するSAPの深い専門知識を組み合わせることによって、企業におけるiPhoneとiPadの利用方法に変革をもたらす」と述べた。

 今回の提携の前にも、Appleは複数の大きな契約を締結している。消費者に対する端末販売の失速に直面する同社は、ビジネスユーザーを大きな機会として捉えている。Appleは2014年半ばにIBMと提携した。この提携は、Apple製品をビジネスユーザーに対して訴求し、端末管理、セキュリティ、アナリティクスといったIBMのクラウドコンピューティングサービスをAppleのiOSモバイルソフトウェア用に最適化することを目的としている。同社はCiscoとも、AppleのiOSを搭載する端末(つまりiPhoneとiPad)がCiscoのビジネス環境上で俊敏に動作できるようにするための「ファストレーン」を構築することで提携している。

iPhoneおよびiPad向けビジネスアプリで提携することを合意したAppleのCEOであるTim Cook氏(左)とSAPのCEOであるBill McDermott氏
iPhoneおよびiPad向けビジネスアプリで提携することを合意したAppleのCEOであるTim Cook氏(左)とSAPのCEOであるBill McDermott氏
提供:SAP

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]