調査

ワークライフバランスの阻害要因は「会社に出社する文化」:ChatWork調査

NO BUDGET

2016-07-14 11:16

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 ビジネスコミュニケーションツール「チャットワーク」を提供するChatWorkは7月12日、ワークライフバランスに関する調査の結果を発表した。20代~50代の男女720名を対象に、就業者がワークライフバランスについてどのように感じているのかを調査したもので、その結果、理想とするワークライフスタイルを実現するにはITを活用し、業務効率をあげることが必要であることが推測できる結果となったという。また、ITサービスを導入するだけでなく、企業文化や慣習などの意識改革も必要であることが明らかになったとのこと。

 調査結果の概要は以下の通り。

多くは「ワークスタイル変革に取り組んでいる企業/組織」に所属していない

 自身が所属する企業/組織がITを活用したワークスタイルの変革に取り組んでいるか調査したところ、半数以上の77.2%の人が「いいえ」と回答した。


「理想のワークライフバランスが実現できていない」人が多数

 上記質問に「いいえ」と回答した人で、理想のワークライフバランスが実現できていると感じている人は5.5%にとどまり、「あまりそう思わない」を含む60.1%が理想のワークライフバランスを実現できていないと感じている。


理想のワークライフバランスを阻害する要因は「無駄な業務の発生」が1位

 理想のワークライフバランスが実現できないと感じる理由を質問したところ、「無駄な業務の発生」が1位、「変化に対して保守的」が2位となった。次いで「当日に急な依頼が発生することが多い」、「オフィスに出社して仕事をする職場の文化」がほぼ同位で挙がっている。物理的な業務負担の他に、企業文化や慣習が影響していることがわかる。


理想のワークライフバランスを実現するために必要な変化は「無駄な業務や会議の削減」

 理想のワークライフバランスを実現する上で必要なこととしては、「無駄な業務や会議の削減」が全体の約半数である46.4%を占めて1位、次いで「業務時間の短縮」が35.1%となった。そのほかに、ITツールの導入や業務フロー、企業文化を見直すことが必要とされている。


 ChatWorkでは、「世界の働き方を変える」をビジョンに掲げ、今後もサービスの提供を通じて新しい働き方を提案していくとしている。

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