シスコ、セキュリティソリューション「AMP for Endpoints」を刷新

Charlie Osborne (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2016-11-02 11:23

 Cisco Systemsは米国時間11月1日、米カリフォルニア州サンフランシスコで開催中のパートナー向け年次カンファレンス「Cisco Partner Summit 2016」において、エンドポイント向けの高度なマルウェア防御(AMP)を容易にする法人向けソリューション「Cisco AMP for Endpoints」の刷新を発表した。同社の脅威中心型セキュリティアーキテクチャを採用し、予防技術と検出技術、対応技術を組み合わせている。

 この新ソリューションの採用によって「エンドポイントセキュリティが大幅に簡素化され、顧客は防御のみに注力する非効率的な技術を捨て去れるようになる」と同社は述べる。「Cisco ONE Advanced Security」ライセンスプログラムの一環として利用でき、SaaSソリューションとして提供される。

 Ciscoによると、AMP for Endpointsはマルウェアを侵入時点でブロックするとともに、継続的に脅威を監視するという。また、攻撃を受けた際に企業の従業員が迅速に対応できるよう、シンプルなユーザーインターフェースも備えているという。

 AMP for Endpointsには、同社のセキュリティ部門であるCisco Talosによるグローバルな脅威に関するインテリジェンスや、脅威に対するアラートの発行、ファイルの監視、マルウェアの記録も含まれている。

 また、脅威データはAMPのエコシステムと他社プラットフォームの双方で共有されるとともに、相互に関連付けられるようになっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    「脱VPN」で実現するゼロトラストセキュリティ!VPNの課題を解消し、安全なリモートアクセスを確立

  4. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  5. セキュリティ

    ソフトバンクロボティクスが、グローバル規模で安全かつ効率的にiPhoneのBYODを実現できた理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]