調査

ウェブSSOと特権ID管理が大きく成長--ミック経済研究所

NO BUDGET

2017-01-16 15:34

 ミック経済研究所によると、個人認証・アクセス管理型セキュリティソリューション市場は、2015年度に対前年比110.2%の560億円強となり、2016年度も対前年比107.5%で607億円強となる見込みだという。

 製品ジャンル別では、特にウェブシングルサインオン(SSO)製品が特権ID管理製品の伸びが大きいと分析する。

 ウェブSSOパッケージの需要の高まりについては、社内システムだけでなく、「Office 365」や「Salesforce」「Google Apps」、クラウドストレージなど、外部のパブリッククラウドが普及してきたことを背景として挙げている。

 また、特権ID管理パッケージについては、ベネッセの特権ユーザーによる個人情報漏えい事件から注目度が高まっていると指摘。今後は内部不正だけでなく、標的型攻撃による情報漏えい対策にも有効な分野として成長が続くとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  5. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]