CTCシステムマネジメント(CTCS)は7月14日、コムスクエアのロボティックプロセスオートメーション(RPA)ツール「パトロールロボコン」を活用したシステム運用サービスの提供を開始すると発表した。
RPAは、PCで処理する確認、判断、操作などの業務をソフトウェアロボットに学習させ、業務プロセスを自動化させる技術。パトロールロボコンは、画面操作の自動化や条件分岐が可能で、特にシステム運用の自動化に適しているという。
例えば、システムから送られてくる大量のアラート通知に対して、設定された条件分岐に基づく分類と管理台帳の記入、運用担当者へのメール送付といった作業を自動化できる。
CTCSでは、既存顧客を中心に1年間で50社への提供を目指す。また、人工知能(AI)技術を活用したシステム障害の予兆検知や高度な判断機能を用いて、システム運用でのサービスメニューを拡充していく。