企業決算

デルの第3四半期、サーバやネットワーク、PCが好調

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-12-08 12:54

 Dell Technologiesが2018会計年度第3四半期決算(11月3日締め)を発表した。売上高は前年同期比21%増の196億1000万ドル、継続事業の純損失は9億4100万ドルだった。非GAAPに基づく継続事業の利益は11億ドルだった。

Dell Technologies Q3

 事業別に見るとDellのPC事業は堅調で、営業利益は6億7200万ドル、売上高は前年同期比8%増の100億ドルだった。PC市場の回復やサービスとしてのPC(PCアズ・ア・サービス)の取り組みが好業績につながったとみられる。

 クライアントソリューション部門の売上高は、法人分野が前年同期比で8%、コンシューマー分野は10%増加した。

Dell Technologies Q3

 インフラソリューション部門(Dell EMC)の売上高は75億ドル、営業利益は6億7800万ドルだった。サーバとネットワークの売上高は前年同期比32%増となった一方で、ストレージの売上高は前期比で横ばいだった。

Dell Technologies Q3

 Dell EMCの「VxRail」などのハイパーコンバージドシステム、オールフラッシュストレージ分野でも成長が見られた。

 Dell Technologiesは同期、17億ドルの負債を返済し、EMCの買収完了以降に返済した負債総額は97億ドルと報告している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]