Dell Technologiesが2018会計年度第3四半期決算(11月3日締め)を発表した。売上高は前年同期比21%増の196億1000万ドル、継続事業の純損失は9億4100万ドルだった。非GAAPに基づく継続事業の利益は11億ドルだった。
事業別に見るとDellのPC事業は堅調で、営業利益は6億7200万ドル、売上高は前年同期比8%増の100億ドルだった。PC市場の回復やサービスとしてのPC(PCアズ・ア・サービス)の取り組みが好業績につながったとみられる。
クライアントソリューション部門の売上高は、法人分野が前年同期比で8%、コンシューマー分野は10%増加した。
インフラソリューション部門(Dell EMC)の売上高は75億ドル、営業利益は6億7800万ドルだった。サーバとネットワークの売上高は前年同期比32%増となった一方で、ストレージの売上高は前期比で横ばいだった。
Dell EMCの「VxRail」などのハイパーコンバージドシステム、オールフラッシュストレージ分野でも成長が見られた。
Dell Technologiesは同期、17億ドルの負債を返済し、EMCの買収完了以降に返済した負債総額は97億ドルと報告している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。