Dell Technologiesは米国時間5月8日、米ラスベガスで開催中の「Dell EMC World」で、最新の事業計画を発表した。これには、「アズ・ア・サービス」のように製品やサービスに支払うことができる最新のプランも含まれている。
Dellはここで「DFS Flex on Demand」「Cloud Flex for HCI」などの最新の課金モデルを発表したが、これらは「Dell Financial Services」を活用したもので、顧客がより簡単にDellの製品やサービスにアクセスできるようにするという全社レベルのアプローチの一部となる。これにより、これまで設備投資だった支払いが経常費に変わり、ITトランスフォーメーションを加速できるとしている。
クラウドのような消費モデルはDell EMCのストレージソリューション、ハイパーコンバージドインフラ、仮想デスクトップのほか、PCでも利用できる。
DFS Flex on Demandはストレージで利用可能で、顧客は必要なストレージキャパシティに対してのみ支払うことになる。ピーク時には追加のキャパシティに瞬時にアクセスできる。
Cloud Flex for HCIはまずハイパーコンバージド製品ファミリで提供される。クラウドのような消費モデルで、顧客は月額料金を支払って「Dell EMC VxRail」アプライアンスや「Dell EMC XC」シリーズを利用できる。
「PCアズ・ア・サービス」は、DellのPCハードウェア、ソフトウェア、そして実装、管理、セキュリティ、サポートなどのエンドツーエンドのサービスを組み合わせ、月額でこれらを利用できるというものだ。
これに加えて、「Dell EMC VDI Complete Solutions」も発表された。デスクトップとアプリケーション仮想化技術を検討している企業が、単一に集約されたチャネルからサービスとして購入、実装、管理できるものとなる。
同社はまた、第14世代の「PowerEdge」サーバ、オールフラッシュストレージポートフォリオ、SDS(ソフトウェア定義ストレージ)製品なども発表した。
これらに加えて、Dell Technologiesの投資部門Dell Technologies Capitalが年間1億ドルをスタートアップに投資する計画も発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。