富士通は1月19日、欧州連合(EU)で5月に施行される「一般データ保護規則」(GDPR)への対応を欧州データ保護機関「Dutch Data Protection Authority」(DPA)に申請したと発表した。
GDPRでは、EU圏居住者の個人情報やプライバシーに関するデータを扱う世界の企業などに対し、データ保護の取り組みを義務付けるもの。富士通は、顧客から処理委託を受けた個人データの取り扱いに関する同社グループの共通ルールを定めたデータ処理者のための「拘束的企業準則」(Binding Corporate Rules for Processors)の承認をDPAに申請した。
申請が承認されれば、同社は「GDPRに準拠したより安心・安全なサービスを、顧客へ提供できるようになる」と説明している。