編集部からのお知らせ
解説:1st ? 2nd ? 3rd ? データ活用での選択
セキュリティの懸念高まる産業用制御機器

メールのばらまき型攻撃やWannaCryが定着、日本は突出:パロアルト調査

ZDNet Japan Staff

2018-01-29 07:00

 パロアルトネットワークスは1月26日、2017年のセキュリティ脅威動向を発表し、同社のマルウェア検出数において日本が2位だったと報告した。メールによるばらまき型攻撃の影響を大きく受けたためだと説明する。

 国別の検出の上位は、米国、日本、オーストラリア、イタリア、英国だった。同社では2017年に約25億種類のファイルを解析し、約6000万種の新型マルウェアが見つかったとしている。


出典:パロアルトネットワークス

 日本では、SMTPやPOP3、IMAPなどメール関連のプロトコルを通じたマルウェアの検出が83%に上り、世界平均の50%に比べ、突出して多いことが分かった。主因とされるばらまき型攻撃とは、一般的に無差別型攻撃とも呼ばれ、不特定多数にマルウェア感染などを狙ったメールやメッセージなどを送り付ける攻撃手法となる。2017年はグローバルで検出される不正なメールの約23%が日本で見つかったという。

 この他に、2017年に発生したマルウェア「WannaCry」(同社ではWanaCrypt0rと呼称)の感染活動が継続していると指摘。同マルウェアは「EternalBlue」と呼ばれるWindowsの脆弱性を悪用する方法で自動的に拡散するワーム型の特徴を持つ。

 サイバースレッドインテリジェンス アナリストの林薫氏は、ワーム型感染活動の根絶には、感染端末の封じ込めと一掃が必要としつつも、現実的には不可能と指摘。現在も2008年に出現したマルウェア「Conficker」(別名、Downadなど)の感染が確認されており、WannaCryの感染活動が今後長期に渡って続くと予想する。ツールで容易に改造するなどの方法で作成されたWannaCryの亜種も、これまでに3万5000種以上が見つかっているという。


出典:パロアルトネットワークス

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]