マネックスグループ、経費精算システムを刷新--1人当たり60%の業務削減へ

NO BUDGET

2018-02-22 07:05

 マネックスグループは、新しい経費精算システムとしてワークスアプリケーションズの「HUE Expense」を採用した。HUE Expenseの導入によって、経費精算の申請・承認にかかる業務量を1人当たり60%削減すると見込んでいる。マネックスグループでは、既にワークスの統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「COMPANY」シリーズを利用している。

 HUE Expenseは、複雑な社内規定や商習慣に対応し、自動実行機能やサジェスト機能も搭載する。定期区間や社内規定との照合結果や過去の申請履歴に基づき、申請内容に間違いがないか自動判別する。自動仕訳や予算連携、人事連携といった機能も備える。

 例えば、紙の領収書や交通系ICカードから読み取ったり、スケジューラ/コーポレートカード/オンライン予約サイトなどと連携したりすることで、経費精算に必要な情報を自動補完できる。また、過去の申請履歴などに基づいて申請内容を候補表示する仕組みとなっているため、煩雑な入力作業を減らせる。

 申請の種類や金額などに応じてワークフローを設定可能。小口現金や給与振込といった各種支払方法をはじめ、各社固有の複雑な社内規定や役職・所属に基づく手当も自動で計算できる。e-文書法(電子帳簿保存法)にも対応する。

HUE Expenseの適用範囲と業務フロー
HUE Expenseの適用範囲と業務フロー(出典:ワークス)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]