東急住宅リース、データ活用基盤を刷新--BIツールの全社展開を目指す

NO BUDGET

2018-03-19 11:13

 東急住宅リースは、これまでビジネスインテリジェンス(BI)ツールを用いて分析業務を進めてきた。しかし、ツールの自由度が低く、新しい取り組みを始める際に度々発生するコストが課題となっていた。そこでシステム部門が主導でツール入れ替えの検討を開始した。

 既存のBIツールと比較検討した結果、東急住宅リースはセルフサービスBIツール「LaKeel BI」(レジェンド・アプリケーションズ)を導入することに決定した。選定に当たって特に決め手となったのは、(1)将来、全社展開する際もコストが一定の「サーバライセンス型」の料金体系であること、(2)定型・非定型レポート作成に当たっての自由度が高いこと、(3)ETL機能により多様なデータを容易に取り込み、多角的な分析ができること――の3つのポイントだったという。

 今回の導入では、将来の全社展開を想定して選定された。そのため、エンドユーザーでも自由にレポートを作成でき、利用人数が増えてもコストが一定である点を高く評価した。

 東急住宅リースはLaKeel BIを導入することで、多様なデータを用いた多角的な分析の実現と、全社的なデータ活用による業務効率化を図り、提案活動のスピードと品質向上、顧客の資産価値向上を目指すとしている。

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