産学27の発起人・団体、「AIプロダクト品質保証コンソーシアム」を設立

ZDNet Japan Staff 2018年03月27日 13時05分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 産学27の発起人・団体は3月26日、「AIプロダクト品質保証コンソーシアム」を設立し、活動を開始すると発表した。人工知能(AI)プロダクトの品質保証に関する調査・体系化、適用支援・応用、研究開発を推進するとともに、AIプロダクトの品質に対する適切な理解を啓発する活動を行う。

 設立発起人・団体によると、機械学習をはじめとするAI技術は進化しながら普及の一途をたどっている。さまざまな産業の競争力の源泉となるだけでなく、既存の産業構造を破壊・変革し、新たな産業を創出している。それに伴い、AI技術を用いた製品やサービス(AIプロダクト)が生活や社会、経済に及ぼす影響も大きくなってきている。

 しかし、従来型のハードウェアやソフトウェア、サービスなどに比べ、品質の把握、評価、説明、管理など品質保証技術の確立が進んでいないと指摘する。特に機械学習ではデータの学習により、ふるまいが帰納的に決定されるため、「従来型のソフトウェアに対する品質保証手段が利用困難」「開発プロセスの管理による品質保証が困難」といった特質があるという。

 一方、AI技術の進歩が社会に大きな価値をもたらすことが期待されている。AI技術が安心して活用され進化できるようにするため、従来の発想にとらわれない、ブレークスルーが求められている。

 このため、4月1日に設立する同コンソーシアムではさまざまな技術と知恵を結集し、AIプロダクトに対する品質保証技術の調査・体系化、適用支援・応用、研究開発を行う。また、AIプロダクトの品質に対して技術的特質を踏まえた適切な理解を社会が持ち得るための啓発活動を実施する。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算