富士通は4月2日、Pivotalジャパンと共同でアジャイル開発サービス「Pivotal Labs」を活用したアジャイル人材の育成を強化すると発表した。
Pivotal Labsは、Pivotalの戦略的コンサルティングサービスで、デジタル変革を推進する。リーンスタートアップとエクストリームプログラミング手法に基づく次世代のソフトウェア開発を可能にし、日本を含む世界30カ国で提供されている。リーンスタートアップは、仮説、構築、検証、修正を迅速に繰り返し、素早く改良を続けていく事業およびプログラム開発手法。
エクストリームプログラミングは、企業の要求や仕様変更などの変化に対応するために、開発を段階的に進めるのではなく、各工程で常にフィードバックを行って修正・再設計していくプロセスを重視する手法。開発初期段階の設計ドキュメントよりも最新のソースコードからテストを実施するといった手段をとる。
富士通では、セキュリティ要件などを満たしながら短期間で製品・サービスを開発・リリースするニーズが増加しているのを受け、自社のシステムエンジニアの育成プログラムにPivotal Labsを取り入れることとした。