Hololensで手術室の構築イメージ体験--日立がMRコンテンツ開発

ZDNet Japan Staff 2018年04月12日 11時15分

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 日立製作所は4月11日、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Microsoft HoloLens」を用いて複合現実(Mixed Reality:MR)で手術室の構築イメージを体験できるコンテンツを開発したと発表した。

 今回開発したコンテンツでは、デジタル手術支援システム「OPERADA」を導入した手術室をイメージをHoloLensで仮想体験できる。手術室を新設する予定の病院や、機器の新規導入を予定している既存の手術室を対象に、手術室の構築イメージや医療機器の設置場所などを仮想的に確かめられる。HoloLensは没入型HMDとは違い、視界を遮ることなく装着した状態で周囲や手元を確認できる。これにより、よりリアルな体験が可能であると説明する。


デジタル手術支援システム「OPERADA」を使用した手術室イメージ(出典:日立製作所)

 手術室には、手術台や生体モニタ、麻酔器、各機器からの情報を表示するディスプレイなど、さまざまな機器が配置されている。また手術は執刀医、麻酔科医、看護師など複数人のスタッフで対応するため、効率的に手術を行うための機器のレイアウトが重要となる。しかし、実際に機器を配置するまで、導入する手術室をイメージすることは難しく、事前に機器の運用などをシミュレーションできないことが課題となっていた。

 新コンテンツは、「実際の医療機器を配置した手術室をイメージしたい」「導入した機器をどのように操作するか事前にスタッフ間でトレーニングしたい」という医療現場のニーズに応える。

 日立製作所では今後、デモや医療現場での実証を通して、現場のニーズに応える手術支援や教育分野のコンテンツの拡充を図るとしている。

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