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レッドハット、Kubernetesネイティブな統合開発環境を提供開始

渡邉利和

2019-02-22 10:02

 レッドハットは2月20日、Eclipse CheベースのRed Hat OpenShift用統合開発環境(IDE)「CodeReady Workspaces」の一般提供を開始した。米国で2月5日に発表されたもので、OpenShiftのサブスクリプションがあれば無償利用できる。

Red Hat OpenShift/Developer Tools エンジニアリング担当バイスプレジデントのCarl Trieloff氏
Red Hat OpenShift/Developer Tools エンジニアリング担当バイスプレジデントのCarl Trieloff氏

 CodeReady Workspacesについて米Red Hat OpenShift/Developer Tools エンジニアリング担当バイスプレジデントのCarl Trieloff氏は、そのベースとなっているのが2017年のCodenvyの買収であるとし、その後に「クラウドネイティブ、Kubernetesネイティブな開発環境を実現するための数年にわたる作業の結果がCodeReady Workspacesだ」と説明、CodeReady Workspacesのアドバンテージとして、「コンテナ環境で開発ができる」ことを挙げた。

 現在の一般的なコンテナアプリケーションの開発では、開発者が個々に準備したPCなどの端末上の開発環境を利用してコードを書き、最終段階で実行環境であるKubernetes環境に持って行くという作業になるが、開発時点の環境と実行環境が異なっていることで、一種のクロスプラットフォーム開発とでも言うべき状況になり、それに伴う開発の煩雑さがあるという。

 環境の違いに起因するさまざまな不整合を見落とすことで、余分な修正の手間が掛かることもあり、同氏が例に挙げたのが、「ローカルの開発環境上で作成したアプリケーションは開発者自身と同様に管理者権限で動作するような設定になっている場合があり、これはセキュリティ上問題があるため運用者からは受け入れられず修正を求められる」といった状況だ。

 CodeReady Workspacesは、最初からKubernetes環境で動作するコンテナ内に開発環境を作るため、開発環境と実行環境が一致した状態で作業を行える。また、開発環境がコンテナになっていることで、環境を丸ごとコピーして他のユーザーと共有するなどのグループ開発なども容易になっている。この点について同社は、「Red Hat CodeReady Workspacesは、DevOps方式への移行を目指す組織にとって最適なプラットフォーム」と説明している。

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