Ciscoは米国時間6月6日、産業用IoTプラットフォームのSentryoを買収する計画を発表した。買収金額などの条件は明らかにされていない。
Ciscoによると、Sentryoのプラットフォームは、急速に拡大するインフラの管理とセキュリティといった、IoTプロジェクトの導入にあたって企業が直面する課題に対応するという。CiscoのインテントベースネットワーキングとSentryoの機能を組み合わせる計画だとしている。
CiscoのバイスプレジデントであるRob Salvagno氏は公式ブログで、「Sentryoの産業用IoT/OT技術ソリューションを利用して、エネルギー、製造、石油・ガス、運輸業界の企業は自社の産業ネットワークの耐障害性、サイバーセキュリティ攻撃からの保護を確実にできる」と説明している。また、「CiscoのインテントベースのネットワーキングアーキテクチャーとSentryoの機能を組み合わせることで、顧客がIoTのメリットを得られ、ネットワークとデバイスを大規模に管理し、IT部門とOT部門のコラボレーションを可能にし、資産とデータをより適切に保護できるようにする」と述べている。
買収は10月に完了する見通しだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。