「Chrome」、「重い」広告をブロックする機能を開発中

Catalin Cimpanu (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)

2019-07-05 10:36

 「Google Chrome」のエンジニアらは、ネットワーク帯域やCPUの処理能力などのシステムリソースを過剰に消費しているオンライン広告をブロックする機能に取り組んでいる。

 この機能は「Heavy Ad Intervention」という名称で、6月から開発が始まった。

 GoogleのエンジニアであるJohn Delaney氏は、この新機能について説明したコードコミットで、「今回の変更では、膨大な量のシステムリソースを消費していることが検知された広告のiframeをブロックする機能を導入している」と述べている。

 「この介入機能により、帯域幅の0.1%、1分あたりのCPU使用量の0.1%、CPU使用時間全体の0.1%を消費している広告はアンロードされる。現在の数字はネットワーク速度4MBでCPU使用時間60秒の場合だが、さらに多くのデータが揃えば、この数字は変化する可能性がある」(Delaney氏)

 そのような広告が見つかった場合、Chromeは広告のiframeを見つけて広告のコンテンツをアンロードしてから、エラーメッセージ機能「Google Safe Browsing」と同じ技術を用いて、リソースを大量消費する広告ではなくカスタムメッセージを表示する。

 9to5Googleは、このエラーメッセージを再現できた。

9to5Googleが再現したエラーメッセージ
9to5Googleが再現したエラーメッセージ
提供:9to5Google.com

 この機能の開発はまだ初期段階にある。公式の「Chromium」バグトラッカー投稿へのアクセスが現時点で外部の人間に開放されていないのはそのためだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]