NECは9月30日、社内変革プロジェクト「Project RISE」の一環として新たな働き方改革の取り組みを発表した。「スーパーフレックス」の導入、テレワーク環境のさらなる整備、「ドレスコードフリー」の推進の3つを進めていく。
「スーパーフレックス」は、コアタイムのないフレックスタイム制度で、10月に導入。従来のフレックスタイム制度におけるコアタイム(8時30分~15時)を廃止し、原則5~22時の間でその日の予定や業務の状況に応じて始業・終業時間を決めることができる。
テレワークの整備では、必要な社員全員にPCとスマートフォンを支給、外部から社内ネットワークに約6万人が同時アクセス可能な仕組みを整備した。また、社内外あわせて全国40カ所以上のサテライトオフィスを開設しており、5月に本社ビルに開設したコワーキングスペース「BASE」を2019年度中にその他の拠点に展開していく。
年間を通じてその日の働き方に最適な服装を自ら選択する「ドレスコードフリー」は、10月から一層推進しカジュアルな装いを生かし、社員の自由な発想や階層・垣根の低いオープンなコミュニケーションやコラボレーションを促進していく。