Intelは米国時間10月24日、2019会計年度第3四半決算(9月28日締め)を発表した。予想を上回る結果となり、四半期の売上高として過去最高を記録した。純利益は59億ドル(約6400億円)、希薄化後の1株あたり利益は1.35ドルだった。
売上高は191億9000万ドル(約2兆840億円)、非GAAPベースの1株当たり利益は1.42ドルだった。アナリストらは売上高を180億5000万ドル(約1兆9610億円)、1株あたり利益を1.24ドルと予想していた。
部門別の売上高は、データセンターグループが前年同期比4%増の63億8300万ドル(約6930億円)、IoTが前年同期比9%増の10億500万ドル(約1090億円)だった。一方、クライアントコンピューティンググループの売上高は前年同期比5%減の97億900万ドル(約1兆540億円)だった。
同社は7月に発表したガイダンスを上方修正し、通年の売上高を710億ドル(約7兆7110億円)、1株あたり利益を4.6ドルとした。アナリストらは売上高を694億3000万ドル(約7兆5400億円)、1株あたり利益を4.39ドルと予想している。
またアナリストらは、第4四半期の売上高を188億2000万ドル(約2兆440億円)、非GAAPベースの1株あたり利益を1.21ドルと予想している。Intelは第4四半期のガイダンスとして、売上高を192億ドル(約2兆850億円)、1株あたり利益を1.24ドルとしている。
最高経営責任者(CEO)のBob Swan氏は、「われわれは、急激に増加するデータを活用するためにIntelのポートフォリオの位置づけを見直す複数年の道のりの途上にある。第3四半期の業績は、データを中心とした事業がこれまでで最高の成果をもたらし、前進していることを明確に示している」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。