Intelは米国時間8月1日、中国の検索サービス大手である百度(Baidu)と3年契約を締結し、Baiduの中核事業、すなわちクラウドや人工知能(AI)、自動運転、5G、エッジに関するテクノロジーで協力していくと発表した。10年にわたってパートナーシップを築いてきた両社の今回の契約に基づき、Intelは同社のプラットフォームや製品をBaiduのために最適化する。
提供:Intel Corporation
両社は緊密に連携し、高性能で最先端の機能をBaiduのさまざまなプラットフォームや製品、サービス、具体的にはBaiduのAIクラウドや、モバイル検索/フィード、ビデオストリーミング、AIプラットフォーム「BaiduBrain」、ディープラーニングプラットフォーム「PaddlePaddle」、自動運転プラットフォーム「Apollo」、音声アシスタントプラットフォーム「DuerOS」にもたらす。
また両社は、Intelの主要なテクノロジーをベースとするイノベーションに投資していく。データセンターにおける電力/冷却ソリューションや、「Intel Xeon Scalable」プラットフォーム、「Intel Optane DC Persistent Memory」「Intel Optane DC SSD」、シリコンフォトニクス、イーサネット、AIアクセラレーター、Intelのソフトウェアスタックなどだ。Baidu向けに最適化されるうえで、これらのさまざまなテクノロジーが活用されることになる。
Intelは、顧客が「データ中心」のビジネスを構築できるよう、強力な戦略的パートナーとしての役割を果たそうと取り組みを進めている。7月にはSAPとの提携を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。