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プロジェクト管理ツールのAsana、日本オフィス開設--ANAやリコーなどが活用

阿久津良和

2019-10-30 06:45

 プロジェクト管理ツール「Asana」を提供する米Asanaが日本にオフィスを開設。10月28日に開いた記者会見では、日本市場戦略と新機能「Asanaオートメーション」を解説した。

 Asanaを“ワークマネージメント(仕事管理)”ツールと位置付けている同社の最高経営責任者(CEO)のDustin Moskovitz氏は「『仕事のための仕事(仕事の調整)』ではなく、本来の業務を充実させる」と説明する。すでに3月から日本語に対応しており、全日本航空や日本航空、リコー、ソフトバンクといった大手企業もAsanaを導入済みである。

Asana CEO Dustin Moskovitz氏
Asana CEO Dustin Moskovitz氏

 多くの仕事を俯瞰すれば、複数の人々が集まってコラボレーション(共同作業)に勤しんでいる。だが、McKinseyの調査によれば勤務時間の61%を仕事の調整に費やし、実際の業務時間は39%にとどまるという。

 他方でAsanaがグローバルでの調査結果によれば、1週間のうち「2時間以上を無駄な会議に費やし」「仕事についての会話は7時間以上」「重複した作業で4時間38分を無駄に費やし」「アプリケーションの通知やシステムの繰り替えで集中を妨げられる時間は5時間以上」という結果が浮き彫りになった。

 日本企業における悪習慣の1つとして“CC文化”がある。関係者をCCに登録することで、報告や連絡を省略するというものだ。責任問題なども関係するため一概に否定できないものの、午前中一杯はメールの仕分けに費やすという笑えない話もある。

 このように日常業務を妨げる要因は数多くあるなか、コラボレーションに欠かせない存在が“コーディネーション(調整)”だという。従来であればプロジェクト管理ツールが担っていた調整の役割は、昨今ワークマネージメントというキーワードが用いられるようになったが、Moskovitz氏は既存の解決策を次のように否定する。

 「たとえばステータス更新を共有する会議やスプレッドシートの共有、ホワイトボードに付箋を貼るケースを見かけるが、そもそもコーディネーション用に作られたツールではなく、規模の拡大にも追いつけない」(Moskovitz氏)

 Facebookの共同創業者でもあるMoskovitz氏だが、Facebook在籍中は開発部門を率いていた。当時を「コーディネートで常に悩まされていたからこそ、社内ツール『Tasks』を開発し、誰しもが仕事のトラッキングを可能にした」(Moskovitz氏)結果がAsanaである。

 SaaS型で利用できるAsanaは、メールアドレスベースで登録したユーザーの業務契約やタスク割り当て、進捗管理といった操作をウェブブラウザーで行う。

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