代理店やウェブサイトの運営などを事業とするオールコネクト(福井県福井市)が2月17日、“職場での愛情表現”の調査を発表。ともに働きたい上司、会社の傾向などを明らかにしている。
どんな会社で働きたいかは、最多が「アクセスが良い」で57%。「社会貢献をしている」が27.0%、「オフィスがおしゃれ」が26.5%と続いたという。
男女別で見ると2位以下で違いが出る。「社会貢献をしている」「オフィスがおしゃれ」「美女が多い」と続く男性に対し、女性では「オフィスがおしゃれ」「会社の外観がきれい」「髪色自由」と続くとしている。
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福利厚生を重視するかは、「とても重視」が28.8%、「まあ重視」が59.5%。「あまり重視しない」が9.8%、「全く重視しない」が2.0%で、約9割が重視しているという。
具体的な「あったら嬉しい」福利厚生は、通勤補助が最多の57.3%。住居手当が52.8%、家族支援が43.0%と続いている。
不要と感じる福利厚生は、婚活支援が最多の39.3%。社内コミュニケーション制度が25.8%、女性活躍が21.8%と続いたという。
在宅勤務、テレワークの導入は、あったら嬉しいで9位に選ばれた反面、不要でも6位に選ばれている。
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「愛情をもって怒る」、「決して怒らないドライ」いずれの上司が自分に合うかも聞いている。
66.7%の20代が、愛情をもって怒る上司を選択。52.6%の30代と比べ、しっかり向き合ってくれる上司と仕事がしたい傾向がある可能性を指摘。20代は怒るとすぐ辞めるという偏見があるかもしれないが、認識を改める必要がある可能性を示唆している。
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上司、部下それぞれの「愛情を感じないと思う一言」を聞くと、上司の一言では「お前なんかいらない」が最多の53.5%。「この給料泥棒が」「言われたことだけやってればいいんだ」と続いたという。
部下からの最多は、「前の上司の方がよかった」で43.8%。「これやる意味があるんですか?」「教え方下手ですね」と続いている。
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調査は20~50代の男女合わせて400人の従業員を対象に、インターネットを活用。2月4~7日に実施している。