2021年4月1日付けで「富士フイルム ビジネスイノベーション」へ社名を変更する富士ゼロックス(港区)は2月6日、個室型ワークスペース「CocoDesk(ココデスク)」を発表した。
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個人が15分単位で活用でき、駅構内やオフィスビルロビーなどのビジネスパーソンの動線上に設置するという。東京地下鉄(東京メトロ、台頭区)4駅を皮切りに2月20日から設置、サービス提供を開始するという。
防音パネルを利用する静音個室で、個人のテレワークに必要な環境を提供する。大きさは内寸幅1.3m、奥行1.0m、高さ2.1m。出張時などのキャリーバッグも置けるよう、ゆったりとした空間を確保したという。
電源、USBコンセント、大型モニター、無線LANのほか、明るさや空調、資料を広げて確認できる大きめのデスク、座り心地のいい椅子などをこだわって設計。電話会議やテレビ会議も可能で、集中できる環境として追求したとしている。
開閉する際に通行人にぶつからないよう、ドアはスライド式を採用。万が一に備えて防犯カメラも用意した。
2月20日には、溜池山王駅に3台、明治神宮前駅に2台、池袋駅と六本木一丁目駅に1台ずつ、計7台を設置。3月までに東京メトロ10駅に設置するという。また、東京メトロのほか、京急電鉄駅構内、オフィスビルのエントランス部分など順次拡張予定。首都圏のほか、近畿、中部などへの設置も検討。2022年度末までに1000箇所の設置を目指すとしている。
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近くのココデスクの検索、予約、使用時の解除キーなどに活用する専用ウェブサイトに会員登録して利用する。登録は2月20日から、クレジットカードが必要。15分の税別利用料金は250円。最長14日前から予約できる。
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1カ月前から予約可能、利用ログデータも提供する法人契約も用意する。5ユーザーまで登録でき、別途月額基本料金が1500円。