Microsoftは米国時間2月20日、同社のウイルス対策ソフトウェア「Defender Advanced Threat Protection(Defender ATP)」を、Appleの「iOS」やGoogleの「Android」を搭載するスマートフォンなどのデバイスに提供する計画を明らかにした。
提供:James Martin/CNET
Defender ATPは、「Windows」と「macOS」向けに既に提供されている。Microsoftによると、予防的な保護、侵害後の検出、自動化された調査と対応といった機能を提供するという。
モバイル機器について、MicrosoftのコーポレートバイスプレジデントであるRob Lefferts氏はCNBCに対し、企業はマルウェアやフィッシング攻撃などから従業員を保護するのにDefender ATPを利用できると述べた。さらに、AppleやGoogleのアプリストアは「かなり安全性が高い」が、「そうしたプラットフォーム上でもマルウェアは発生する」とも語った。
MicrosoftがDefender ATPを具体的にいつiOSとAndroid向けにリリースするかは不明だが、CNBCは2020年内と報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。