西武鉄道やプリンスホテルといった77の事業会社を統括する西武ホールディングス(豊島区、連結従業員数2万3677人)は、音声認識人工知能(AI)「AmiVoice」を活用した音声書き起こしソフト「AmiVoice MinutesWriter」を採用。議事録等の作成時間を3分の1に短縮するなど、業務を効率化しているという。3月23日、同ソフトを開発、提供するアドバンスト・メディア(豊島区)が発表した。
西武ホールディングスでは、ICレコーダー等で録音した音声を確認しながら議事録等を作成していたが、音声のテキスト化には多くの時間と人員を要していた。特に決算説明会の質疑応答やIRミーティング等の音声は、質疑の要点を漏らさずテキスト化し、迅速に開示資料を作成する必要があり、業務負荷が大きかったとしている。
MinutesWriterの導入により、音声を自動でテキスト化し、その内容を編集ソフトで修正することで済むようになった。その結果、記録作成の担当者を3名から1名に削減。情報開示も1営業日短縮し、投資家対応を充実させたとしている。
また、社長訓示等の社内行事の音声をテキスト化するのに必要な時間も約3分の1になり、グループ全社への情報共有が迅速化されたという。
MinutesWriterは、音声認識ソフト「AmiVoice Recorder」や編集ソフト「AmiVoice Rewriter」などで構成される。
AmiVoice Recorderは、音声を録音および認識し、発言内容をほぼリアルタイムでテキスト化する。mp3やwavといった音声ファイルに対応し、録音済みの音声ファイルもテキスト化できる。AmiVoice Rewriterは、音声データを聞きながら音声認識結果を編集することを可能にし、「Word」「Excel」といったファイル形式に書き出すことができる。
会議後に編集できるスタンダードな「会議後編集」タイプ(税別販売価格280万円から)と、リアルタイムに編集できる「AmiVoice ControlManager」を含む「リアルタイム編集」タイプ(同330万円から)を用意している。

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AmiVoiceを活用、税別月額利用料5万円からのSaaS型書き起こしサービス「ProVoXT」も提供している。