インテリジェント ウェイブは、Wi-Fi通信を自動的に検知、分析、可視化してセキュリティを確保するサブスクリプション型の管理サービス「WifiWall Dome」を4月1日から提供すると発表した。
WifiWall Domeは、イスラエルのWifiWallが開発を手掛け、インテリジェント ウェイブが国内発売元となりパートナー経由で販売する。サービス構成は、本体機器と管理ソフトウェア、システムセキュリティの更新、故障機器のセンドバックによる保守・交換、コールセンターで、利用価格は発注台数やサポート条件で異なる。標準サポートによる1台の場合は、年間19万円となっている。
WifiWall Domeでは、中~大規模のWi-Fi ネットワークを対象に、802.11プロトコルによる通信を監視する。本体機器は名刺の半分程度のサイズで、アクセスポイント(AP)に設置することで、Wi-Fiの通信を自動的に検知、収集、解析して承認APや非承認APの識別、攻撃や怪しく振る舞うAPなどの状況や解析結果をリアルタイムにダッシュボードで可視化する。

本体機器
同社では一般企業のオフィスや工場、商業施設、公共施設などでの利用を見込み、初年度に1000台、3年後に5000台の導入を目標にしている。