シダックス大新東ヒューマンサービスは、同社が運営を受託している全国約600カ所の学童保育施設で、新型コロナウイルス対策としてリモート動画研修サービス「shouin」を導入する。
同社はシダックスグループの事業会社で、公共施設の運営や学校給食、自治体業務などの受託運営を行っている。学童保育事業では、全国約70の自治体から約600教室の放課後児童クラブ・放課後子ども教室を受託運営している。
shouinは、ピーシーフェーズが提供するクラウドサービスで、動画を主としたマニュアルや業務内容に関するクイズとチェックリストによって学習スタッフの業務習得の効率化、およびレベルの統一化を図ることができる。共通のマニュアルや情報を一斉配信することができるため、実際の研修実施が可能な地域のみに情報が偏ってしまうことなく、職員は得るべき情報をいつでも得ることができ、本部は各施設の学習状況を管理画面で可視化することができる。動画の共有やクイズ、チェックリストの作成・編集も簡単にでき、スピード感を持ってコンテンツを一斉配信することが可能だ。
シダックス大新東ヒューマンサービスでは、今回の全国導入で、スピーディーに情報を伝達することができ、例えば、職員には日々の消毒や換気指示、児童には手洗い・うがいの重要性などを学習するコンテンツを登録し、積極的な感染対策に役立てることができると見込んでいる。