アドビシステムズは、新型コロナウイルスの影響で初めてテレワークに取り組んだビジネスパーソンに対して、テレワークを含むスキルについて調査、4月13日に結果を発表した。都内に勤務していて過去1カ月以内にテレワークを経験した20~69歳のビジネスパーソン男女計800人を対象にインターネットで調査した。
76.1%がウェブ会議やファイル共有などの各種ツールを駆使するための“ITスキル”を身に付けていると回答。71%が会社以外の場所で集中力を維持するための“自己管理スキル”を、80.3%がオンラインで同僚などとやり取りするための“コミュニケーションスキル”を身に付けていると回答している。
テレワークのためのスキルを身に付けていると感じますか(n=800、単一回答 出典:アドビシステムズ)
ITツールを積極的に使ったという回答者と生産性向上を実感したという回答者の関係を調べると、電子契約や電子署名といったサービス、ペーパーレス化のためのスキャンツールなどを積極的に利用しているという回答者の方が生産性向上を実感していることが分かったと説明。ウェブ会議などのコミュニケーションツールに加えて、稟議や決裁など対面での処理を減らすためのITツールも活用することが生産性の高いテレワークのカギになると分析している。
テレワークであなたの生産性は上がったと感じますか(出典:アドビシステムズ)