クラウドソーシング大手クラウドワークス(渋谷区、従業員数161人)が、ウェブ会議サービス「U ミーティング」、オンライセミナーサービス「Uセミナー」を導入。リモートワークや複数拠点に対応する、高画質な全社ミーティング中継を可能にしたという。4月20日、サービスを提供するサイバーリンク(港区)が発表した。
クラウドワークスは、働き方改革の一環で2019年7月からフルフレックス、フルリモートワークを推進。社内の共通理解のため週次で実施していた全社ミーティングの参加メンバーが増え、中継機器、ソフトウェアなどの設定が複雑化していたという。
多人数、多拠点への高画質、低遅延、安定した中継を複雑な設定不要で配信可能。スマートフォンから視聴できるほか、録画であとからも視聴できるとしている。
U ミーティングは、Windows、Mac、iOS、Androidに対応。ブラウザからのゲスト参加も可能。ミーティング録画、レーザーポインター、画面共有、ホワイトボードといった機能を搭載している。
U セミナーは、ライブ、録画配信に対応。PowerPointのスライド、パソコン画面、ウェブカメラを切り替えながら配信できる。PC、スマートフォンから視聴でき、音声で質問できるという。
いずれも、25人まで参加できる無料プラン「Basic」のほか、法人向けプランを用意している。例えばU ミーティングは、50人まで参加できる「Pro 50」が税別月額利用料4000円、最小5アカウントから。U セミナーは、100人まで参加できる「Pro 100」が月額3000円から。
2つのサービスは、初期費用やサーバーなどの管理、専門知識不要で活用できるという「U ビジネスコミュニケーションサービス」にラインアップされている。そのほかのラインアップとして、2つのサービスと連携できるメッセンジャー「U メッセンジャー」、拡張現実(AR)技術を活用した顔画像のメイク、背景ぼかしなどができるプライバシー保護プラグイン「PerfectCam」などがある。2019年6月から最新版となるVer.5.3を提供している。
U ミーティング活用イメージ(出典:サイバーリンク)