キヤノンITS、超高速開発/ローコード開発基盤「Web Performer V2.4」を販売

NO BUDGET

2020-05-13 16:29

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、超高速開発/ローコード開発プラットフォーム「Web Performer」と、ウェブアプリケーション開発環境と実行環境をスピーディに利用できるクラウドプラットフォーム「WebPerformer Cloud」の新バージョンを販売開始した。Web Performerシリーズの機能を継続して拡張することで、自動生成プラットフォームによる開発の市場拡大を図り、2022年までに50億円(導入支援、システム開発を含む)の売り上げを目指す。

 新バージョンの「Web Performer V2.4」では開発の柔軟性を向上させる機能強化に加え、生成したウェブアプリケーションの利用状況の可視化が可能になった。これにより、さらなるシステム開発の生産性向上と、開発部門と運用部門の連携強化によるDevOpsを実現する。

 また自動生成するウェブアプリケーション画面にサードベンダー提供のJavaScript部品やスクラッチで個別開発した部品を容易に組み込めるようになった。サーバー側のロジックのカスタマイズ範囲を拡張しており、部品やスクラッチとWeb Performerによる自動生成を柔軟に組み合わせた開発が可能になった。

円滑なコミュニケーションを支援と効果的なDevOpsを実現
円滑なコミュニケーションを支援と効果的なDevOpsを実現

 新バージョンでは、自動生成したウェブアプリケーションの出力ログが、より柔軟かつ詳細になった。出力ログを市場で提供されている一般的なログ分析ソリューションと組み合わせることにより、ウェブアプリケーションの利用状況を可視化、分析できる。例えば、各画面で実行される機能の処理時間、エラーチェックの実行頻度が可視化されるので、レスポンス改善や操作性向上に向けた分析、そして素早いシステム改修につなげることができる。

 WebPerformer Cloudは、Web Performerによる開発に必要な環境とウェブアプリケーションの実行環境をセットで提供するクラウドプラットフォーム。今回、WebPerformer Cloudに含まれる実行環境について、システム開発の規模に合わせた柔軟な選択が可能となった。クラウド活用のスモールスタートをはじめ、負荷分散や高信頼性を考慮した本格的なクラウド上のWebシステム開発・実行にも利用できる。

 利用価格は下記の通り。

Web Performerの価格表
Web Performerの価格表
WebPerformer Cloudの価格表
WebPerformer Cloudの価格表

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  5. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]