イトーヨーカドーは、全135店舗・従業員約3万人を対象に、多店舗オペレーションを支援するクラウドサービス「Shopらん」を導入した。現在、店舗では役職者を中心に利用を始めており、12月をめどに全従業員に展開する。
Shopらんはドリーム・アーツが開発、提供しているサービス。本部と店舗間のコミュニケーションを支援する機能を備えている。
実際の業務例(出典:ドリーム・アーツ)
イトーヨーカドーでは、本部からの情報発信にメールや掲示板、電話を主に利用しており、店舗はそれらから届く情報を一つひとつ確認、整理していた。また本部では指示を出したタスクに対して、店舗からの報告をもとに確認していた。
Shopらんの導入後、店舗側では、情報共有の場を一本化することで、本部からの指示が自動的に整理されるようになった。また本部側でも、指示した事柄の進行状況を一覧で確認できるようになり、タスク管理の抜け漏れがなくなったという。