シトリックスのセールスエンジニアリング本部 エンタープライズSE部 マネージャー 國分俊宏氏はCVAD Standard Azureの利点として、「構成を必要最小限にすることで、コストを安価に抑えることが可能。Azure専用のため、Microsoft 365 AppsやWindows 10の複雑なライセンス体系を気にせずに利用できる」と説明した。

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WVDの電源管理はAPI経由で実行するが、CVAD Standard Azureは仮想マシンを展開するマシンカタログ単位で、稼働時間以外は電源を切るなどの操作をGUIベースで実行できるため、「日本の商習慣にも柔軟に対応できる」(高添氏)
また、「Zoom」など「Microsoft Teams」以外のオンライン会議サービスにも対応し、現時点ではプレビュー版だが会社のリモートPC経由でのアクセス機能を利用することで、恒久的なリモートワーク環境への移行も実現できる。