ネオジャパンは12月2日、グループウェアの最新版「desknet's NEO V6.0」の提供を開始した。最新版では、iOSとAndroidに対応したモバイル専用スケジュールアプリ「desknet's NEO スケジュールアプリ」が提供される。
業務アプリ作成ツール「AppSuite」とdesknet's NEOのワークフロー機能を連携させて申請用紙のデジタル化やAppSuiteの部品を申請書式に用いることで、申請データを会計システムなどで利用可能にしている。
ネオジャパン 代表取締役社長 齋藤晶議氏
代表取締役社長 齋藤晶議氏は「(これまでは)HTML5でスマートフォンで対応していたが、コロナ禍でスマートフォンを利用する方が増えてきた」とネイティブアプリであるdesknet's NEO スケジュールアプリを提供する理由を説明。「今回は第1弾。今後も半年に1度程度のバージョンアップでスマートフォン機能を強化していく」(齋藤氏)
desknet's NEO スケジュールアプリの利用はdesknet's NEO V6.0が必要となり、各プラットフォームのストアからダウンロード可能。パッケージ版は同日から新規とアップデートモジュールの提供を開始、クラウド版は同日開通分から最新版が適用される。利用中の環境は2021年1月後半から順次バージョンアップされる予定だ。
プッシュ通知も搭載したスケジュール専用アプリ
desknet's NEO最新版の最大の特徴は、モバイル環境での視認性を考慮してスケジュールを閲覧できる専用アプリと、各種届け出や業務フローの申請や決裁をデジタル化するワークフロー機能の強化にある。
スケジュール専用アプリのdesknet's NEO スケジュールアプリは個人スケジュールに加えて、同僚や上長など組織のスケジュールをスマートフォンに再現した。1日や3日、リストと3種類の表示形式を用意し、縦横にスワイプすることで他の組織メンバーや明後日以降の予定を確認できる。
ネオジャパン マーケティング統括部 プロダクトマーケティング担当課長 山田志貴氏
マーケティング統括部 プロダクトマーケティング担当課長 山田志貴氏はdesknet's NEO スケジュールアプリについて、「海外製アプリにはない機能だと自負している。海外は自分の予定管理に注力するが、日本は予定を皆と共有し、ともに働く文化がある。グループウェアはスケジュール管理を目的に導入される企業が多く、お客さまから高い評価をいただいた部分をスマートフォンで再現した」と説明した。
desknet's NEO スケジュールアプリはスマートフォンだけではなく、タブレットにも対応している。ユーザーインターフェース(UI)としてタッチが使えるため、場合によってはPC操作よりも効率的だ。また、自身が会議参加者に登録された場合や会議時間が近づくと、スマートフォンのプッシュ通知で予定を知らせる機能も搭載。
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