名古屋銀行は、NTTデータが提供する地方銀行・第二地方銀行向け基幹系共同センター「STELLA CUBE」の利用を開始した。
同行はSTELLA CUBEを利用することで、システムの安全性を強化するとともに、基幹系システムを共同化することで、システム運用の負荷軽減やコスト削減が可能となる。またSTELLA CUBEと組み合わせ、勘定系端末ソフト「BeSTAlinc」、個人向けインターネットバンキング「AnserParaSOL」も活用する。これにより、営業店の専用端末の削減による店舗軽量化や、多様化する顧客ニーズに沿った商品・サービスを迅速かつ安定的に提供することが可能となるという。
STELLA CUBEは、NTTデータの次世代バンキングアプリケーションである「BeSTA」(Banking application engine for STandard Architecture)を使用した地方銀行・第二地方銀行向け共同利用型センターで、2011年10月からサービス提供して安定運用している。
BeSTAはベンダーを特定しないNTTデータの標準バンキングアプリケーション。BeSTAlincは、BeSTAと連携して営業店における窓口業務や事務をサポートする勘定系端末ソフトで、タブレットやシンクライアント、汎用PCを含めたさまざまな端末に対応し、多様な機能を継続的に提供している。