編集部からのお知らせ
宇宙ビジネスの記事まとめダウンロード
記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」
海外コメンタリー

「Windows 10」次期機能アップデート「21H1」はどうなる?

Ed Bott (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2021-03-18 06:30

 「Windows 10」で「サービスとしてのソフトウェア」モデルが導入されてから数年が過ぎたが、その間に、PCの管理者はMicrosoftのアップデート方針はそれほど安定していないということを学んだ。状況は半年ごとに変わる。

 まもなくリリースされるバージョン「21H1」を見ればそれが分かる。2019年と2020年の「H1」リリースで確立された流れから考えれば、今回の機能更新プログラムは新機能が満載されたものになると考えるのが普通だろう。

 しかし、バージョン21H1には目立った新機能はなさそうだ。むしろ、その規模と影響は、2020年秋にリリースされた「20H2」に近いものになる見込みだ。Microsoftによれば、バージョン21H1は「毎月行っているアップデートプロセスや20H2の提供に使われているのと同様のサービス技術を用いて提供される」「セキュリティ、リモートアクセス、質を向上させる特定の範囲の機能セット」で構成されているという。

 Microsoft語に慣れていない人のために、この表現を翻訳してみよう。このバージョンは、すでにバージョン2004か20H2を使っているユーザーに対しては、「イネーブルメントパッケージ」と呼ばれる小型のアップデートとして配信される。インストールにかかる時間は全部で2~3分だが、メジャービルド番号の19041(バージョン2004)や19042(バージョン20H2)と19043の差分を考えれば、時間が短くて済むのも当然だと言えるだろう。

 利用しているPCの現在のバージョンを確認するには、[設定]>[システム]>[バージョン情報]の画面で、[Windowsの仕様]の欄を見てほしい。

 一方、バージョン1909以前のPCでは、大規模な機能更新プログラムを導入することになるため、インストールにかかる時間はずっと長くなるだろう。

 「特定の範囲の機能セット」というのは、今回の更新プログラムで提供される新機能の数が少なく、非常に目立たないものばかりだという意味だ。例えば、「Windows Hello」の生体認証に内蔵と外付けの両方の赤外線カメラを使用できる場合に、どちらのカメラを使用するかを指定する機能を必要とするWindows 10システムがどれだけあるだろうか。(念のために書いておくが、この機能はおそらく十分な年間ライセンス料を支払っている法人顧客からの特別な要望に対応するために作られたものかもしれない)。

 いずれにせよ、今回のアップデートは非常に小規模なものなので、Windowsシステムの管理者は、次の機能更新プログラムがリリースされるまでの約6カ月間、思いがけず一息つけることになるだろう。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    MITスローン編著、経営層向けガイド「AIと機械学習の重要性」日本語版

  2. クラウドコンピューティング

    AWS提供! 機械学習でビジネスの成功を掴むためのエグゼクティブ向けプレイブック

  3. クラウドコンピューティング

    DX実現の鍵は「深層学習を用いたアプリ開発の高度化」 最適な導入アプローチをIDCが提言

  4. セキュリティ

    ランサムウェアを阻止するための10のベストプラクティス、エンドポイント保護編

  5. セキュリティ

    テレワークで急増、リモートデスクトップ経由のサイバー脅威、実態と対策とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]