大分県と富士通、移住・ワーケーションの協定締結--従業員の遠隔勤務が可能に

NO BUDGET

2021-03-26 07:00

 大分県と富士通は3月24日、相互の連携/協力を通じて持続可能な地域社会の構築を目指す包括協定を締結した。

 富士通は、2020年7月から推進している「Work Life Shift」の取り組みの一環として、単身赴任の解消や家族事情による遠隔勤務を順次進めている。

 今回、大分県の助成などの支援のもと、本人が同県への移住を希望しているとともに、要件を満たしていて所属長が認めた場合において、同県での遠隔勤務を可能とする。それに当たり、大分県と連携してサテライトオフィスの設置など、環境整備の取り組みを推進していく。

 また短期間の間、テレワークを活用して普段とは異なる場所/地域に滞在して仕事をするワーケーションを支援していく。その中で、大分県の観光業への経済効果、移住希望者の増加、富士通グループ従業員のリフレッシュ、地域への活動を通じた新たな知見の獲得を目指す。そして、各市町村と連携したワーケーションプランのプロモーション、富士通健康保険組合保養所を活用した取り組みなどを推進する。

 さらに、富士通グループの従業員が持つ知識や経験を生かした社会貢献活動、副業など多様なキャリア形成支援による県内産業の活性化、県が抱える地域課題の解決を推進していく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  4. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  5. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]