東芝ウォーターソリューションズ、インドの下水処理場プロジェクトを受注

NO BUDGET

2021-08-11 14:53

 東芝ウォーターソリューションズ(TWS)は、インドのビハール州都市インフラ開発公社から同州の下水処理場/ポンプ場建設、運転/維持管理のプロジェクトを受注した。同社は、東芝インフラシステムズのインド現地法人。

 このプロジェクトは、インド政府主導で進められているガンジス川浄化計画での下水道整備事業の一つで、TWSが受注したのはガンジス川流域の都市ハジプールの下水処理場建設や15年間のO&M(Operation and Maintenance:運用・保守)契約。下水処理方式は、窒素やリンの除去機能を有する処理方式を採用する。

 現在の排水処理場の能力では、毎日ガンジス川に放出される排水のうち処理されるのは一部のみだという。ガンジス川流域の水環境改善は喫緊の課題となっており、インド政府は2015年にガンジス川浄化計画を発表した。

 TWSはビハール州で1カ所、ウッタルプラデーシュ州に2カ所、ジャールカンド州で1カ所の下水処理場等の施工実績があり、現在もビハール州で4カ所の下水処理場を建設中だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]