「Instagram」などを活用したマーケティングツールを開発、提供するvisumo(渋谷区)は、「調整アポ」を社内外の日程調整に活用。オンライン商談機会を増やし、調整業務を効率化しているという。8月16日、サービスを提供するRECEPTIONIST(渋谷区)が発表した。
visumoでは、上長が同席する商談が多く、社外の日程調整前に内部のスケジュール確認が発生。1件に10分、1日3件ほどを設定するため、1週間で150分ほどが必要だったという。ダブルブッキング、仮予定の管理漏れなども課題だったとしている。
調整アポは、複数人数を調整でき、「Zoom」などのウェブ会議URLを自動発行可能。「Microsoft Outlook」やSalesforceといった社内で活用するツールとも連携でき、問い合わせからのリード情報を直接反映できるという。
導入時には、セールス、サポート、カスタマーサクセスといったエンジニア以外が所属するビジネスチーム全員での会議時にレクチャーを実施。ユーザーインターフェース(UI)がわかりやすく、スムーズに移行できたという。
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パートナーやクライアントとの商談、採用に関する面談、面接のほか、説明会の申込みなどにも活用しているという。
サイトに相談会の予約ボタンを表示したり、展示会などのアフターフォローメールに予約URLを添付したりできるとしている。
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調整アポ経由で月100件ほどのアポイントメントを取得。1.5倍に増加した担当もいるという。
興味がある顧客自身がアポイントメントを設定できるため、直近の予定が埋まりやすくなったと説明。温度感の高いうちに商談ができるようになり、日程調整業務を効率化したとしている。