ContractSは2月27日、契約ライフサイクルマネジメント(CLM)システム「ContractS CLM」で「Microsoft Word」形式のファイル同士で差分比較を可能にする機能を追加した。
契約関連業務において、バージョン間の変更点を確認する場面は多く、従来は目視で変更箇所を探し、変更内容を判断するために人の手による確認作業が必要だったとContractSは述べる。しかし、この方法では時間がかかるだけでなく、差異を見逃す可能性もあり、結果として自社に不利な条件で契約が締結されるリスクを伴うという。
今回追加された機能により、差分比較を漏らさず短時間で確認できるため、リスクを軽減しながら業務を効率化し、差分があった場合に法務部や事業部が最適な対応を迅速に行うことを可能にする。
同機能は、変更履歴タブで「差分を比較」ボタンをクリックすることで利用できる。比較する文章を選び、比較結果を表示させる。比較元との差分では、削除部分が打ち消し線、追記部分は赤字で表示される。
出典:ContractS
出典:ContractS
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