ワークデイは8月21日、企業のグローバルな給与計算を一元管理するソリューション「Global Payroll Connect」を10月から提供すると発表した。
同ソリューションは、Workdayと給与計算プロバイダーのアプリケーションやサービスをシームレスに連携させるAPIを搭載。企業は、多国間・グローバルレベルの給与計算、人事、人材管理をWorkday上で一括管理できるようになるとしている。
API連携が事前設定されているため、導入コストを最大50%削減できるという。また、グローバル給与計算の統合により作業効率が向上し、Workday上で給与・人事・人材管理に関する信頼できる唯一の情報源を確立できる。従業員は、給与明細や福利厚生などの情報をセルフサービスでアクセス可能になる。
ワークデイによると、多くのグローバル企業は、グローバル給与計算や人材管理コストのリアルタイム可視化、データ連携のシングルビュー化ができていない。そのため、人材管理コストや給与計算データの正確性、コンプライアンス適合状況の把握が困難になっていると指摘する。
Global Payroll Connectは、これらの課題を解決し、グローバル企業の効率的な人事・給与管理を支援するという。