RAID-4

用語の解説

RAID-4とは

(レイドフォー,)
RAID-4とは、RAIDと呼ばれるハードディスク(HDD)の仮想化によってデータへのアクセスの高速化や信頼性の向上を図る技術のうち、データをブロックごとに分散して書き込み(ストライピング)し、また、パリティ情報をパリティ専用のディスクに書き込むことでディスクの冗長性を確保する仕組みのことである。
RAID-4では、RAID-3と同様、誤り訂正符号としてパリティが用いられ、パリティを記録するために1台のHDDが確保される。 RAID-4は、常に3台以上のHDDで構成される。 これらの条件についてはRAID-3と同じである。 ただし、RAID-3がデータへのアクセスがビット単位、バイト単位で行われるのに対して、RAID-4では、セクタ単位でデータにアクセスするように変更されている。 これによって、RAID-3に比べて高速なデータへのアクセスが実現されている。 RAIDの技術には、RAID-1に始まりRAID-2、RAID-3、RAID-4、そして、RAID-5といったレベルが主要な構成として知られている。 今日では、RAID-4の長所を受け継ぎながらより優れた性能を実現するRAID-5が普及しており、RAID-4が利用される機会は稀となっている。

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