SX-9

用語の解説

SX-9とは

(SXシリーズ モデルSX-9)
SX-9とは、NECが2007年10月25日に発表したスーパーコンピュータの名称である。
SX-9はベクトル型スーパーコンピュータで、搭載されたCPUが単一のCPUコアだけで102.4GFLOPSの処理性能を持っている。 1ノード当たり最大16個のCPUを搭載できるようになっている。 ノード間は片方向当たり最大毎秒128GBのインターコネクトで接続され、最大512台のノードを接続すれば総合演算性能は世界最速の839TFLOPSに達するといわれている。 また、配線技術の向上や筐体の高密度実装、冷却装置の設計の効率化などによって、消費電力や設置面積が従来のシリーズ製品の約4分の1まで削減されている。 SX-9 マルチノードシステム ベクトル型スーパーコンピュータは、汎用CPUを多数搭載するスカラー型に比べ、科学技術計算や大規模データの超高速計算に優れているといわれている。 SX-9は、気象予報や流体解析、環境シミュレーション、ナノテクノロジーなどの科学研究分野におけるHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)での利用が見込まれている。

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