USB

用語の解説

USBとは

(ユーエスビー,)
USBとは、パソコンと周辺機器(キーボードやマウス、CD-RWドライブ、スキャナー、ジョイスティックなど)との間でデータを伝送するインターフェースの規格のひとつで、インターフェースの共通化・統一を目的としてMicrosoftやIntelらによって開発された規格のことである。
ハブを設ければ最大で127個口まで増設可能である(原理的には127台の周辺機器が接続できる)ことや、本体が起動している最中でも抜き差しできる(ホットプラグが可能である)ことなどを特徴とする。 デバイスはパソコンを通じて管理され、接続ケーブルに備わる電力線を通じてパソコン本体から電源の供給を得ることができる。 データの転送方式としては、キーボードやマウスなど割り込みを必要とするものにはインタラプト転送、音声や映像など常に送り流し続ける必要のあるデータにはアイソクロナス転送、モデムなど大容量通信にはバルク転送、デバイスの認識にはコントロール転送などがあり、適宜使い分けられる。 現在普及しているUSB1.1規格は、データ伝送速度が12Mbpsと1.5Mbpsの各モードがあり、各デバイスの用途に応じて選択されることになるが、いずれも必ずしも充分な速度であるとはいえない。 それでもUSB1.1の普及は爆発的に進んだために、これに次ぐ高速インターフェース規格のIEEE 1394が世に出る前に、CD-RやHDDなどのストレージ機器を接続するものとしても広く普及した。 現在、新たに登場したUSB 2.0(HI-SPEED USB)では、データ伝送速度が最大480Mbpsまでに向上されており、徐々に主流となりつつある。

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