よみうりソフト、エフセキュアのSaaS型セキュリティソリューション販売

富永恭子(ロビンソン)

2010-05-18 17:57

 よみうりソフトは5月18日、エフセキュアが提供するSaaS型セキュリティソリューション「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス」の販売パートナーとして、1400の新聞販売店を対象に取り扱いを開始したと発表した。

 エフセキュア プロテクション サービス ビジネスは、 エフセキュアのほかのウイルス対策製品と同じスキャンエンジンを実装しており、スパイウェア対策やスパムメール対策、ファイアウォール、アプリケーション制御、ルートキット検知、ゼロデイアタック対策などの機能を含む統合型セキュリティソフト。管理対象端末のセキュリティに関する情報は、サービスポータルに表示され、GUIを介して管理者が一元的に設定、監視管理できるため、拠点展開している企業の各端末の状況を把握するのに適しているという。標準で7種類のセキュリティ設定のテンプレートが用意されているため、特別な経験や知識がなくても、管理ツールを用いた堅牢な企業セキュリティを短期間で構築、運用できるとしている。

 よみうりソフトは、読売新聞の増紙戦略に寄与することを目的に、西日本地区の約1400店の読売新聞販売店を対象に、PCやソフトウェアの販売を含むIT環境整備の支援、運営をサポートしている。今回、エフセキュア プロテクション サービス ビジネスの取り扱いを開始するにあたって、セキュリティシステムを導入するだけでなく、サポート体制を整え、広域に分散しているセキュリティソフトを集中管理することでセキュリティレベルの向上を実現したとしている。今後、よみうりソフトは、同社で専用管理システムを導入している750台の新聞販売店の端末を対象に、毎年120〜130台のペースで導入を進めていく予定だという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ランサムウェアが企業防衛の常識を変えた!被害防止のために今すぐ実践すべき「3つの対策」とは

  2. セキュリティ

    「侵入ではなくログインされる」脅威が急増、再構築が求められるアイデンティティ保護戦略とは

  3. モバイル

    デバイス管理でゼロトラストを実現、急成長したスタートアップが選択したMDMツール

  4. ビジネスアプリケーション

    三菱電機が挑む「組織横断価値創出」変革。既存システムを活かし、開発を加速するデータ連携の最適解

  5. セキュリティ

    ゼロトラスト時代だからこそ改めて考えたい、セキュリティの基本原則「多層防御」アプローチ

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]