住友商事は4月18日、携帯電話をビジネス利用する際のセキュリティ対策ソリューション「MobileStar Secured Service」を4月30日から提供開始すると発表した。
同ソリューションは個人情報保護法を視野に入れて開発が進められたものだ。高性能化した携帯電話をモバイル情報端末として活用する際に、端末側に情報を保有していると、端末の紛失や盗難時に情報漏洩の危険がある。そのため、電話帳やスケジューラ、メールといった個人情報を含むデータを扱う機能を全てサーバ側で提供し、端末側には情報を持たせないようにするというものだ。
すでに同社のグループ企業であるジュピターテレコム各社グループおよび住商情報システムで採用が決定している。また、携帯電話端末と回線の販売を行う関連会社エム・エス・コミュニケーションズの提供する出荷時のセキュリティロック事前設定を組み合わせることで、より強固なサービスが提供できるとしている。
利用料金は税別で1回線あたり月額600円。別途初期登録料や月額基本料金が必要となっている。