データコア・ソフトウェアは5月11日、ディスクストレージ構築用のサーバソフトウェア「SANmelody 2.0」を発表した。同社では「エンタープライズ級ストレージの価格をPCの世界にまで引き下げる画期的な製品だ」としている。
SANmelody 2.0を使用すると、シリアルATA、ファイバチャネル、SCSIなどに対応したストレージ資源を統合し、iSCSIまたはSAN対応ストレージとしてネットワーク経由で利用可能となる。記憶容量が自動的に増加する「バーチャル・キャパシティ(仮想容量)」機能を備え、複数のテラバイト級仮想ディスクをアプリケーションサーバに提供できるという。
Windows 2003 Storage Serviceに対応しており、Virtual Disk Services(VDS)、Volume Shadow Copy Services(VSS)、Multipath I/O(MPIO)の利用が可能。Windows volume pass-through機能も提供する。
同社は、今後2年間で10億円以上の販売を目指す。