ユーザー参加型の製品開発の時代へ

Dan Farber(ZDNet.com) 2005年05月24日 21時48分

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 ブログ、Wiki、RSSの登場によって、企業の採用する、従業員や顧客、パートナー企業とのコミュニケーション方法が明らかに変わってきた。多くの企業は、従業員にブログを利用するよう勧めたり、ユーザーが参加可能なコミュニティサイトを構築したりしている。フィードバックループ、対話のチャンス、透過性、話題性を創り出して、すべての関係者が製品開発に何らかの形で参加できるようにすることが目的だ。一例を挙げれば、salesforce.comは5月13日にこの手のブログを公開している。同社がホスティングするCRMアプリケーションのユーザーインターフェースについて、そのデザインプロトタイプを掲示し、フィードバックを受けるためだ。「われわれの顧客はみんな同じバージョンのアプリケーションを使っている。だから、アプリケーションを変更する場合には顧客も開発プロセスに引き込みたい」とsalesforce.comのマーケティングディレクタであるJamie Grenneyは述べる。デザインに関するフィードバックを受けるために開設されたブログには、ユーザー(同社によると、サブスクリプションサービスの利用者は26万7000人いるという)のために3つのデザイン案が掲載されている。ユーザーは、これらのデザインにコメントできるようになっている。重要顧客からの意見を取り入れたいと考える企業は今後、このようにブログを利用して一般からのフィードバックを受け付けるというプロセスを当たり前のように実施するようになるだろう。しかし、これはオープンソースのプロジェクトではない。そのため、製品について「オープンな」プロセスを適用しようと思っても限度がある。バーの色をブルーにすべきかピンクにすべきか、あるいはテキストを上に表示すべきか下に表示すべきかなどといった問題は重大ではない。また、企業が所有する独自情報の開示につながるものでもない。それでも、フィードバックが企業によって採用され、その過程でユーザーコミュニティが盛り上がりを見せ、それなりの権威を持つようになるのであれば、こうしたコミュニティ作りも悪くないだろう。

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