マイクロソフトは5月24日、イリノイ州シカゴで開催されているRetail Systems 2005 Conference & Expositionで、同社の新ソフトウェアプラットフォーム「Windows Embedded for Point of Service」の提供開始を発表した。
同製品は、Windows XP Embedded with Service Pack 2をベースに開発されたPOS(point of service)システム用のプラットフォーム。小売業向けのソフトウェアやサービスに最適化されているほか、バイオメトリクスやワイヤレスネットワークなどの利用が可能になる。顧客から要望が強かった「周辺機器のプラグアンドプレイ機能」も強化し、システムの実装および既存システムと の統合も容易になったという。
また、今回の発表と同時に、「Windows Embedded for Point of Service Product Catalog」というカスタマー向けのデータベースも公開。さらに同製品で動作が確認されている小売業向けの周辺装置やアプリケーション製品の資料提供も発表した。