富士通、最大3.5PBの仮想ストレージスイッチ「ETERNUS VS900」を発売

ニューズフロント

2005-05-31 22:32

 富士通は5月31日、複数のディスク装置を仮想化して運用できるバーチャリゼーションスイッチ「ETERNUS VS900」のアジア/オセアニア地域向け販売を開始した。税別価格は1400万円から。6月30日に出荷を始め、欧米への展開は順次行う。

 ETERNUS VS900は、米Brocade Communications Systemsと共同開発した製品。富士通のミドルウェア製品「Systemwalker Resource Coordinator V12」と連携して複数のディスク装置を仮想化し、複雑なシステム管理を簡素化するという。業務ごとに設定していた予備ディスクスペースを共有するなどして、ストレージの使用効率を向上できる。「ストレージ運用性の向上とディスクスペースの有効活用により、投資対効果(ROI)向上が実現可能」(同社)

 仮想ストレージの記憶容量は、最大3.5PB(ペタバイト)まで拡張可能。新しいディスク装置へのデータ移行や、ディスク容量の不足に伴うディスク装置の追加導入は、サーバ定義を変えることなく業務運用中に行うことができる。同一のディスク装置内だけでなく、異なるディスク装置間でも業務運用中にデータのバックアップが行える。

 富士通では、今後2年間で200システムの販売を見込んでいる。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/05/31.html

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]