日本ステレントは5月31日、総合コンテンツ管理ソリューションの最新版「Stellent Universal Content Management Ver.7.5日本語版」を発表した。
Stellent Universal Content Managementは、文書管理、ウェブコンテンツ管理、デジタル資産管理、コラボレーション、レコード管理を単一のプラットフォームで展開できる製品群。今回のバージョンアップでは、メタデータの機能強化やメール管理機能、デジタル資産管理などが強化された。
今回実装されたメタデータ管理機能では、ユーザーの属性や文書の状態に応じて必要なメタデータを表示できるようになる。文書などにひもづけられたメタデータは、場合によっては30程度もあり、一度に表示させるとユーザーに不必要な情報ものもあったが、インコンテキスト・メタデータ・エンジンと呼ばれる新機能により、ユーザーはある時点で必要なメタデータを確認するだけで済むようになる。
新しいメール管理機能では、OutlookやLotus NotesといったメールクライアントにStellent Content Serverのフォルダーが表示され、メール本文や添付ファイルをそのフォルダーにドラッグ・アンド・ドロップしたりメールの仕分け機能を使うことで、同サーバー上に置くことができる。また、Exchange Severとの連携によって、Exchange Serverに対応したクライアントでも同様の機能が使える。
この機能により、メール本文や添付ファイルをStellent Content Sever上で管理したり、メールの情報をレコードとして保存できるようになる。
このほか、画像を単一のソースからさまざまなフォーマットに変換したり、AVIファイルの動画をMPEGファイル変換するデジタル資産管理の機能などが加わっている。なお、同製品の価格は600万円から。